最近頻繁に貸切パーティをしていただきその時のメニューを考えていて、修行先で学んだあのメニューを思い出した。バレンシア風パエージャだ。
写真だと解りずらいのだが私の作るパエージャは一般的なサフランの黄色でなく茶色い。
修行先のスペイン人やバレンシアで修行してきたオーナーは競ってこの茶色をどれだけ出せるか勝負していたという思い出も蘇ってきた。
ちなみにこの茶色はスペインの調理法で素材の焦げをこそぎ取ったものでいわば「こく」なのである。もちろん一般的な「焦げ」の味がでたらダメである。意外に絶妙なテクニックなのである。
「この色を出せるのは日本人にはそうはいないぜ」とオーナーは誇っていた。
もちろんその味はそこいらのパエリアと比べものにならなく絶品である。パエリアでなくパエージャなのだから。
まだまだ私も修行中なのだがこのパエージャも好評でした。
かなり色も出て自分的にもいい具合でした。
そんな直径50センチの特大フライパンで作るパエージャは10名様以上で承ります。
どうぞ宜しくお願い致します。